ル・コルビュジエについて

About Le Corbusier

人を幸せにする建築をつくる

モダニズム建築の旗手、ル・コルビュジエ

ル・コルビュジエ(1887–1965)は、20世紀を代表する建築家で、シンプルで合理的な建築様式を追求し、モダニズム建築の発展に大きく貢献しました。

《サヴォア邸》、《ユニテ・ダビタシオン》、《ロンシャンの礼拝堂》など、フランスを中心に世界各地で数々の建築作品を手掛け、7カ国17の作品がユネスコの世界文化遺産に登録されています。日本では、国立西洋美術館を設計したことで知られています。

建築以外にも、絵画、彫刻、家具デザイン、都市計画、雑誌の刊行など、多岐にわたる分野で活躍しました。

サヴォア邸の写真
サヴォア邸
坂倉準三とル・コルビュジエの写真
神奈川県立近代美術館を坂倉準三に案内されるル・コルビュジエ(提供 坂倉建築研究所)

ル・コルビュジエの日本語表記について

Le Corbusierは日本語で表記しづらい発音です。

そのため、「ル・コルビュジェ」「ル・コルビジエ」「ル・コルビジュエ」「ル・コルビジェ」「ル・コルブジェ」や、それぞれから「ル・」を外した表記も見られます。 外国語をカタカナに直すのですから、これが絶対正しいという表記はありませんが、当サイトではもっとも原語に近く、一般的になっている「ル・コルビュジエ」と表記しています。

同様に、《Villa Savoye》は、《サヴォワ邸》《サヴォイ邸》《サボア邸》などもありますが、《サヴォア邸》と表記しています。 インドの地名であるChandigarhはチャンディーガル、チャンディーガール、チャンディーガーなどの表記がありますが、ここではチャンディガールと表記しています。このように、外国語の固有名詞の日本語表記は難しいですが、現在一般的になっている表記を採用しています。

ちなみに、「ギャルリー・タイセイ」という名称は、ル・コルビュジエがフランスを拠点 にしていたことから、「Gallery Taisei」(英語)ではなく「Galerie Taisei」(フランス語 )としたためで、「ギャラリー・タイセイ」ではなく「ギャルリー・タイセイ」となっています。