二つの間に

「水平線が 静寂をひろげる 夜の上に 海岸で」(ル・コルビュジエ) 『二つの間に』はル・コルビュジエによる言葉と挿絵からなる版画集です。日頃の話題がつらつらと語られるなかで、二つの世界の間のなかには対話が生まれ交信がなされることを語っています。海の水平線は母なる宇宙へとつながり、人は最後にこの絶対的な存在のもとへと帰っていくことを暗示しています。

カテゴリー
版画
年代
1964
技法
リトグラフ
サイズ
430 x 356