リオ・デ・ジャネイロの眺望

1929年、ル・コルビュジエは南米の友の会からの招きでブラジル、アルゼンチンなどを回る講演旅行を行いました。これが、大西洋を横断する初めての旅行でした。フランスと南米間の往復は大西洋航路の大型客船に乗って、10日ほどかかる長旅でしたが、居室たけでなく、食事、エンターテインメント、スポーツなどの施設がすべてがあり、船内で生活が完結できるという遠洋航路の豪華客船での体験が、のちの《ユニテ・ダビタシオン》の構想につながります。

カテゴリー
素描/パピエコレ
年代
1929
技法
紙、鉛筆、水彩
サイズ
255 x 425