タピスリー「静物」

1920年代からよく描いていた卓上の静物画だが、徐々に個々のオブジェの形はゆがみ、ふくらみ、もはや原形をとどめていない。グラスやボトルは平面的でグラフィックな線だけで描かれ、そこに自律した大きな色面が加わり、デフォルメされた形の面白さが強調されている。

カテゴリー:
工芸/タピスリー
年代:
1954
技法:
タピスリー
サイズ:
2260 × 2300 mm
所蔵:
ル・コルビュジエ財団