踊る女性と小さな豹
画面の左側には踊る女性の姿、右側には楽器、そして画面の下には小さな豹、画面の上部にはトラックを駆け抜けるランナーの姿が描かれている。彼の作品にはときどき動物が登場するが、豹が描かれているのは珍しい。また、彼は女性の身体を徐々にデフォルメさせて描くようになるが、1932年の時点ですでにここまで人の姿が変形されている。丸みを帯びた体をひねり、足はあちこちに跳ね飛び、踊りの動きの激しさが想像される。
- カテゴリー
- 絵画/油彩
- 年代
- 1932
- 技法
- 油彩、カンヴァス
- サイズ
- 146.0 x 89.0
- 所蔵
- ル・コルビュジエ財団