パリの屋根

シャルル・エドゥアール・ジャンヌレ(のちのル・コルビュジエ)は1917年に故郷ラ・ショー・ド・フォンを出て、パリに定住します。最初の住まいはセーヌ左岸のアパルトマンでした。窓から見えるのは、中庭の緑と、その向こうの建物の屋根。くすんだ色彩で隙間なく家々で埋め尽くされた風景は、まだ何者にもなっていなかったシャルル・エドゥアール・ジャンヌレの心のうちを見るかのようです。
- カテゴリー
- 絵画/油彩
- 年代
- 1918
- 技法
- 油彩、カンヴァス
- サイズ
- 460 x 380
- 所蔵
- ル・コルビュジエ財団