牡蠣採りの女性

大西洋に面したアルカション湾は牡蠣の養殖で有名です。湾の浅瀬にはチャンケ(Cabane tchanquée)とよばれる高床式の牡蠣採り小屋があり、平底の小舟で漁がおこなわれていました。この作品では牡蠣採りの女性が籠と網などの道具を持った姿が描かれています。 ちなみにアルカションの牡蠣は1970年に病気で全滅しましたが、その後、日本の牡蠣が輸入されたことで、養殖が再開しました。

カテゴリー
絵画/油彩
年代
1935
技法
油彩、カンヴァス
サイズ
1300x970
所蔵
ル・コルビュジエ財団