静物
ボトルやケトルを描いた作品。対象物は単純化され、いくつかの幾何学的なかたちの組み合わせとして表現されている。対象物を上や横などいくつかの視点から見た形を一つの画面に再構成している。淡いブルーやピンク色で着彩されているが、こうした彩度の低い色を好んだのは、この時期特有の特徴である。日常使用する工業製品の、装飾をそぎ落としたシンプルなかたちの美を好んで描いたのが、ピュリスムの大きな特徴の一つである。
- カテゴリー
- 絵画/素描
- 年代
- 1921
- 技法
- 紙、水彩、チョーク
- サイズ
- 40.0 x 47.0