ギャルリー・タイセイ展覧会
ル・コルビュジエと飛行機-Le Corbusier and <Aircraft>-
タイトル:
ル・コルビュジエと飛行機-Le Corbusier and <Aircraft>-
会期:
2014年7月10日(木)~2015年1月31日(土)
開館日時:
木・金・土曜日の10時~17時
会場:
大成建設ギャルリー・タイセイ
入場料:
無料
お問い合わせ:galerie@pub.taisei.co.jp
開催趣旨
古来、人間は鳥のように空を飛ぶことに憧れを抱き続けてきました。
20世紀に入って誕生した飛行機は、速く高く空を飛ぶという最先端の技術の粋であり、装飾をそぎ落としたその姿は機械の美の極致であり、多くの人々を魅了しました。
人びとはまず大空を舞う飛行機を見上げ、やがて、搭乗した機上から見下ろすことで鳥の視線を獲得しました。
20世紀を代表する建築家ル・コルビュジエ(1887~1965)も飛行機に魅入られた一人でした。彼は「飛ぶ」という目的のために研ぎ澄まされた飛行機の技術を称賛し、飛行機のイメージを建築に取り込みました。また、飛行機に乗り込んで、空から俯瞰することによって得られた新たな視点を、都市計画に生かしました。
このように、ル・コルビュジエにとって飛行機はただの乗り物以上に彼の活動にインスピレーションを与えるものとなっていました。
ル・コルビュジエが著書『AIRCRAFT』(1935)を出版してから80年が経つ今、本展では、20世紀初頭から1930年代にかけての飛行機の歴史を振り返りながら、ル・コルビュジエと飛行機の関わりと、飛行機に影響を受けた美術、文学作品などをご紹介いたします。
展示物
パネル42点、模型2点、文献資料など